ペットメディックスは3,700万ドルのシリーズBを資金調達

PetMedix™は、3700万ドル(2700万ポンド)のシリーズB資金調達が完了したことを発表しました。この資金は、革新的なパイプラインを臨床開発に進めるために使用されます。今回の投資により、世界的なテクノロジー企業であるTencent と日本の企業である共立ホールディングスの2社が新たにペットメディックスに加わり、米国の投資家であるジギタリス・ベンチャーズ、英国のファンドであるパークウォーク・アドバイザーズとCambridge イノベーション・キャピタルからの強力なサポートを受けることになります。今回の投資により、ペットメディックスは、真のグローバルなアニマルヘルス企業となり、動物医療に完全に種を特定した治療用抗体を提供する最初の企業となるための次のステップを踏み出すことができます。

「ペットメディックスは、世界中のペットケアへの期待を高めるというグローバルなビジョンを持っています。今回の資金調達は、我々を次のレベルに引き上げるために必要な資金を提供するだけでなく、我々の目標を達成するための国際的な視点も提供してくれます」と、PetMedixのCEO兼共同設立者であるTomWeaver, PhDは述べています。

今回の資金調達により、ペットメディックスは、英国を中心とした研究開発段階のバイオテック企業から、臨床段階の国際的な組織へと発展します。今回の資金調達により、ペットメディックスは、英国の研究開発段階にあるバイオテクノロジー企業から、臨床段階にある国際的な企業へと成長します。当初は米国を中心に活動する予定ですが、ヨーロッパやアジア市場での活動をサポートするために、国際的な組織や資金調達シンジケートを構築しています。

PetMedixは、2018年にAllan Bradley FRS教授の研究室からスピンアウトしたもので、彼の学生であり、現在PetMedixの共同設立者であるJolyon Martin の博士論文を基にしています。当時は、Ky9™トランスジェニックプラットフォームの初期バージョンがあり、チームも敷地もパイプラインもありませんでした。その後の2年半で、ペットメディックスは新興のコンパニオンアニマル抗体分野のリーダーとしての地位を確立し、現在では成熟した完全な種特異的抗体を作ることができる唯一のグループとなっています。

その過程で、PetMedix は最先端の施設で事業を拡大し、チームを 40 人以上の世界的な科学者に成長させ、 Boehringer Ingelheim Animal Health とのパートナーシップ契約を締結しました。しかし、科学的な成果こそが、ペットメディックスを際立たせています。最近完成した Ky9プラットフォームは、ヒト以外の種から他の種への DNA の移植としては最大規模のもので、現在までにペットメディックスの科学者は 5.5 Mbp の犬と猫のゲノム配列をそれぞれ Ky9 と Felyne™ プラットフォームに移植しています。

Ky9プラットフォームだけでも、これまでに50,000以上の完全な犬用抗原特異的抗体を作製しています。このように標的特異的な抗体が豊富にあることで、ペットメディックスの科学者は創薬パイプラインのすべてのステップで細心の注意を払うことができ、最高品質の治療薬候補のみが臨床に進むことができます。

「ペットメディックスの製品開発責任者であるDave Lowery 博士は次のように説明しています。「最近では、抗体を作ることは比較的容易になっていますが、医薬品として承認されるまでの治療品質の高い抗体を作ることは依然として非常に困難です。

この思いは、ペットメディックスの創薬プロセスのすべてのステップに反映されています。プラットフォームの設計から、候補者のスクリーニングと選択に使用される基準まで、すべてが最適化されており、安価で効果的かつ安全な治療薬が、認可された医薬品として獣医の手に渡る可能性を最大限に高めています。ペットメディックスの社内プログラムで開発された抗体候補は、最近、犬を対象とした試験を完了し、すべての関連ベンチマークを上回る結果を出しました。

「Weaver 博士は次のように述べています。「ペットメディックスにとって、今はエキサイティングな時期です。「我々は、この素晴らしいチームを構築し、他に類を見ない創薬エンジンを構築し、複数の社内プログラムを進行させることで、シリーズAの目標をすべて達成しました。我々は現在、規制当局の承認に向けた臨床開発に注力しており、最終的にはコンパニオンアニマルに必要とされる革新的な治療法を提供したいと考えています」と述べています。

Alastair Kilgour 、今回の資金調達ラウンドをDigitalis社と共同で行ったParkwalk Advisors社のCIOは、次のように述べています。「この1年半で、人間の医療における革新的なブレークスルーを開発した企業に投資することの重要性と影響力が十分に明らかになりましたが、ペットやその他の動物の健康状態を改善するために、獣医学においても同様のことを行う必要性があることは、あまり理解されていません。ペットメディックスは、過去数年間でこの分野において驚くべき進歩を遂げており、様々な病気や疾患を治療するためのイヌやネコに特化した抗体を作るプラットフォームを開発しています。パークウォークは、設立当初からペットメディックスを支援してきたことを誇りに思っており、今回のラウンドではその支援をさらに強化しています。

 

 

 

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